デラウェアの売れ筋。話題の商品はコチラ

打栓はコルクの代わりに王冠でしっかりと留めてあります。

抜栓すると瓶口 に無濾過の印である澱がべったりと付着。

いつものようにグラスに注ぐとも の凄い泡立ちにビックリ。

製法はメトード・トラディションというセルドン系 の泡と同じはずですが酵母の生命力が違うのでしょう。

泡立ちが若々しい。

人間に例えるなら10代の勢いがあります。

適量注いで「さて香りでも」とグ ラスを持ち上げたのですが、ボトルの方に違和感を感じ、ふと目をやると・ ・・泡吹いてるわ(^_^;。

グラスにワインを幾ら継ぎ足しても子供の頃遊んだ 「ヘビ玉花火」の様にドンドン溢れる泡。

5分ほど泡と格闘しておりました。

保管セラーでは10度位まで冷やしていましたから絶対に吹きます。

ご注意下 さい。

タオルは必須ですな（笑。

肝心のワインですが、先ずは炭酸ガスが鼻孔を刺激します。

その合間からバ ナナ、紅玉、イースト、グレープフルーツ・・・そして香りの主体はまさに 絞りたてのデラウェア。

すこし話は逸れますが、みなさんデラウェアはどんな風に食べますか？とし ぞおは一粒毎コップに実だけをプチプチとだして、ある程度溜まったところ で一気に飲み込むと言う方法を取っているのですが、このワインまさにその 味わいですわ。

糖分がアルコールに変わっている分だけ若干ドライな切れ味 がありますが、甘すぎずドライすぎず、まるでシードルの様な柔らかな口当 たり。

クセになります。

アフター残る心地よい酸味が喉奥を収斂させます。

決してアフターの長い奥 行きのあるワインではありませんが、「新酒」というフレッシュな味わいを これ以上無い位表現したワインに仕上がっていますな。

デラの味わいが過ぎ さると酵母の風味が口の中に広がり、メロンパンの様なほっくりとした旨み を残します。

赤とんぼが飛び回る秋の夕暮れ時に、焼き芋を口いっぱい頬張りながら、喉 に詰まった芋をこのワインで流し込む。

はたまた、栗ご飯やマイタケご飯な んかもいいですな。

秋鮭のホイル焼きにも・・・もうどんな秋の味覚とのコ ラボもこれ一本あればOKです♪