Item Number 20
ステレオ仕様のD.I / ラインドライバーデジタルアンプシミュレーターにも最適!【特徴】STDB-1は様々な楽器の質感を最大限まで高められる2chのダイレクトボックス(D.I)です。
世界で最も有名な真空管D.IであるVTDB- 2Bを2ch分搭載し、さらに20dBの可変ゲインを追加しています。
数十年にわたり多くのプロミュージシャンのファーストチョイスである本機は、ダイレクトボックスとして、ギター、ベース、アコギなどに最適です。
また近年ではデジタルのアンプシミュレーターの「デジタル特有の耳に痛いサウンド」に、チューブの温かみと本物のアナログ倍音、ソフトクリップや音圧感を加えるためのラインドライバーとして最も信頼ある製品として紹介されています。
【仕様】特別に高いインピーダンス(27Mオーム)の入力はギターやベースのサウンドを余す 事なくダイレクトアウト可能です。
アクティブ、パッシブ、シングルコイル、ハムバッカーなどのあらゆるエレクトリックギター/ベースのピックアップ、キー ボード、サンプラーなどアプリケーションを選びません。
特にニュアンスの再現性が問われるピエゾピックアップを搭載したアコースティックギターのD.Iと しての高い評価はDEMETERのVTDB-2Bのナチュラルな音の再現性を証明しています。
余裕のあるヘッドルームはサウンドのダイナミックレンジを増 大させます。
*パネル仕様、その他の外観などが予告無く変更になる場合がございます。
詳細は弊社までご確認ください。
*本機は115V仕様です。
*XLRアウトはマイクレベル出力ですのでミキサーのマイク入力へ接続する仕様です。
Fractal Audio SystemsのAxe-Fxが発売されてからデジタルのギターアンプシミュレーターの世界観が一変しました。
Digidesign Eleven Rackなども発売され、今までDSPベースのアンプシミュレーターに否定的だったギタリストも「このサウンドなら!」と導入を決めるケースが増えていま す。
しかしこれだけ優秀で便利でコンパクトなギターアンプシミュレーターもラインで出力されたサウンドだとどうしても「デジタル特有のチリチリしたエッジ 感が気になってしまう。
」というご相談もここに来て急上昇中。
真空管ギターアンプという思いっきりアナログで、レンジも狭いキャビネットのサウンドをもっ と表現できる方法はないのか?DSPの限界を超えられたのはやっぱり本物のアナログ機器でした。
ラック式のアンプシミュレーターに最適化!STDB-1を例えばラックに組む場合、Axe-FxやEleven Rackと一緒に3Uラック(または放熱パネル付で4Uラック)に収めて持ち運び、「ギグやリハ、レコーディングもアンプ要らずでこなしたい」と思うで しょう。
その場合問題になるのが“接続ケーブルの取り回し”です。
Axe-Fxなどのアンプシミュレーターの出力はリア側、STDB-1の入力がフロント 側となるため、どうしてもスマートに配線できません。
そこで入力ジャックをリアパネルにも追加しました。
これでラック内の背面スペースでのスマートな配線 が可能になりました。
しかしこのままだとアンプシミュレーターだけで使用したい場合はよいのですが、もしSTDB-1を本来のD.Iとして使いたい場合にフロント側の入 力が使えなくなってしまいます。
例えば普段はアンプシミュレーターでエレクトリックギターを弾くために、AXE-FX→STDB-1の順番でラック内部で 配線されている。
しかし『今日のセッションではベース録音がありSTDB-1を単純に真空管ダイレクトボックスとして使いたい。
』『アコースティックギ ターに持ち替えてPAにラインで送りたい』などの場合には、やはりフロントの楽器入力にジャックインできると便利です。
そこで本STDB-1 V.I.Rモデルでは、本体内部に新たに基盤回路を追加してリレー式の切替を追加しました。
通常はリアパネルの入力がアクティブですが、一度フロントの入 力にジャックインされると、自動的にリア側の入力を無効にして、フロント側の入力を生かします。
この機能の追加でいつでもフレキシブルにSTDB-1の役 割をスイッチする事ができるようになります。
STDB-1(V.I.R)のサウンドは『味わい深い濃密な真空管サウンド』に集約されます。
Axe-FxやEleven Rackの後段に通過させるだけで『チリチリしたアンプシミュレーター特有のエッジ感』が消え去り、聴き違えるほどのリアルさを持った真空管アンプサウン ドになります。
ここまで来るともうリアル真空管アンプのサウンドだといえます。
よりディテイルをモニターするために、こちらもまたAxe-Fxとの連帯性 を重視してモディファイされたNavigator HPA-900ヘッドホンアンプを接続、SONYのスタジオ定番モニターヘッドホン MDR-CD900STで試してみます。
ヘッドホン環境だとどうしても粗やデジタル臭さが目立ってしまっていたのが、STDB-1(V.I.R)を通した サウンドでは見事に解消されており、アナログの温かみを十分に含んだギターサウンドを聴くことができました。
このサウンドならレコーディングもギターライ ン直でいけてしまうと実感できるクオリティーと臨場感です。
STDB-1はプリ管に12AX7、アウトプットトランスにJensen トランスを搭載しており、音楽的なサウンドとトーンはそこから生まれてきます。
またWIMAの高音質ポリエステルフィルムコンデンサなど一切の妥協がない設計が貫かれています。
12AX7真空管段ではギターアンプに欠かせないサーチュレーションをプラスします。
入力信号の強弱に呼応するようにシグナルに温かみを加える真空 管特有のライトなコンプレッション感と芳醇な倍音感がデジタルアンプシミュレーターのエッジィなサウンドを、本物の真空管アンプが持つリアルフィールに昇 華させてくれるのです。
もちろんピッキングの強弱によるニュアンスなどもつきやすくなるため演奏精度もグッと増してきます。
Jensenトランスが最もエレクトリックギターに最適なミュージカルトーンを持っていることは広く知られています。
STDB-1は本物の真空管で 輝きを増したトーンを、今度はこのJensenトランスに橋渡しXLR出力からアウトプットします。
Jensenトランスを通過した後のサウンドは見事に フォーカスされ、中域の密度、低域のゆったり感、そして高域の抜けなど全帯域にわたってゴージャス感を増してきます。
一聴して美しいと思わせる芸術的なサ ウンドはさすが老舗Demeterが創りだす音像だといえます。
JANコード:4560482821655【2018/09/30】
Review Count | レビュー件数 | 0件 |
Review Average | レビュー平均 | 0.0(5点満点) |
Shop Name | ショップ | 島村楽器 |
Price | 商品価格 | 181,440円(税込み) |